タンヤオ


タンヤオの最大のウリは鳴いてもあがれること、これに尽きます。
特に最近の赤がうじゃうじゃ入ったフリーでは、食いタンの威力は絶大です。
「タンヤオドラ赤赤で8000!」なんてしょっちゅう。あがられたらムカつくけどね。食いタンにオリるという情けないこともあります。 店によっては赤牌にご祝儀まであるし、「食いタンは最強の手役」になりつつあります。

1.タンヤオになるように打つ

タンヤオは作りやすい上に他の役と複合しやすい便利な役です。
そのため、タンヤオの可能性を考えて打つことが重要。

例1

例1では のトイツを落とす。

を引けばタンピンが狙えるし、 を引けばタンヤオ三色も見えてきます。


例2

例2では を入れ替えましょう。 をツモったときタンヤオになるからです。

2.タンヤオを確定させる

例3

上の図はいわゆる「面子オーバー」の状態ですが、何を切るのが正解でしょうか。

これは を落とすのが常識。 が来てもリーのみだからね。


例4

目先の手広さだけなら 切りだけど、普通は を切るよね。
タンヤオが確定するから食いしかけもできるし、
この手の場合五六七か四五六の三色も見えます。

3.鳴くことを考えて

例5

この手は をツモ切るのが一番手広いのですが、実戦では を切りました。

オーラスの親で現在4着。
なんとしてもあがりたい場面なので、クイタンも考えての一打です。

切りでは をポンしたとき片上がりになってしまいます。

チー ロン

結果、5800をあがることができました。


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