リーチのセオリー(2)


かけるは内、のばすは外

たとえば とあれば

引きのリャンメンを考えて を切るのがごく当たり前の打ち方です。

しかし、リーチをかけるのなら話が変わります

例1   ツモ  ドラ

この手は大抵リーチに行きますね。

リーチをかける場合は 切りがセオリーです。

現物の が場に打たれれば が出やすくなります。

ただしそれほど効果があるわけでもないので、

が危なければ 切りリーチでも十分でしょう。

暗刻優先

例2   ツモ  ドラ

例2は 切りでも 切りでもリーチできますが、
この手のようにピンフがない手は暗刻をつくってリーチするべきです。

を引いてきたときに暗カンできます。符ハネするし、さらにドラが乗るかもしれません。

情報は少なく

昔に流行した迷彩(捨て牌にトラップをしかける)は否定的な意見が圧倒的で、 逆に捨て牌は特徴がない方が良いとされています。

例3  ツモ  ドラ

例3は典型的なリーチ手ですが、雀頭をに振り替えて切りとするべきです。

ここで を切ってしまうと、リーチをかけたとき

他家は を切り出しやすくなります。

切りなら、相手からは単騎待ちがないことしか分かりません。

捨て牌に一・九字牌が並んだ特徴のない捨て牌が理想の捨て牌といえます。
例えば、

こんなリーチをかけられると、相手は勝負するしかなくなります。
下手な迷彩よりも、このような「強い河(ホー)」の方がロンあがりしやすいものです。


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