守りの基本


麻雀における理想の守りとはアタリ牌だけを止め、それ以外は全部切ることです。しかし実際にはそんなことは不可能ですね。読みによって相手のアタリ牌を絞ることは無論できますが、30%も当たらないのが現実です。

守る場合は相手がテンパイしているかどうかが重要です。
当たり前のことですが、相手がテンパイしてなければ何を切っても振りこむことはありません。

ですから、守りは「リーチへの対処」がメインとなります。
リーチをかけた人は「自分がテンパイしてる」と教えてくれているのです。
そう簡単に振り込むわけにはいきません。

守りと攻めの戦略

下の図のように、5つの戦略に大別されます。

アガリを諦めてでも振込みを避けるつもりであれば、当然「ベタオリ策」を取ります。アガリに向かうなら「全ツッパ策」です。

5つ挙げましたが、
慣れないうちは「ベタオリ」「全ツッパ」の2択で十分です。
差し込みは特殊状況下でしか使いません。

ベタオリとは

自分のアガリを捨て、守りに徹するスタイルです。
守備の基本はこのベタオリです。

具体的なベタオリの方法は後述します。

まわし打ち

振込みは避けつつも、できる限りアガリやテンパイを目指す打ち方です。
読みや制限された手作りが求められるので、なかなか難しいと思います。

競技麻雀などノーテン罰符が大きなルールや
牌種が少ない3人麻雀などでは効果的ですが、
赤入りインフレ麻雀ではそれほど有効とはいえません。

守りを重視しよう

初心者はまずベタオリを覚えろ、とよく言われます。
それはベタオリは身に付けやすく、それでいて成績に直結する技術だからです。 初心者・中級者の多くは攻めすぎています。

オリている状況というのは、麻雀においてあまり楽しくない時間ではあります。
しかし「もっと麻雀強くなりたい」と思うのであれば、この分野の強化は必須です。

守備力UPで勝ち組への仲間入りを目指しましょう。


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