赤入り麻雀の基本
最近巷のほとんどの雀荘で赤牌が使用されています。
特にフリー雀荘ではご祝儀がついたり赤のみであがれたりする店もあります。
赤入リ麻雀全盛の今、それに合わせた打ち方が必要です。
手役よりも手広さを重視
ドラが多いから手役は作らなくても大物手をあがることができます。
手役にあまりこだわらず、手広さ重視、速度重視で打つことを心がけよう。
例1
ツモ
ドラ
例えばこの手、三色で決まりのようですが、
ピンズのカンチャンを嫌った方が速い。
せっかくの三色を崩してしまうのは気がひけますが、これが赤入リの打ち方です。
メンゼンにこだわるな
ドラが多ければ鳴いてもそこそこの収入が見込めます。
鳴きは赤入り麻雀において非常に重要な技術です。
例2
タンヤオで仕掛けて3900の方があがりやすそうです。
のポン、
のチー、どこから入ってもいいでしょう。
シャンテン数の変わらない鳴きも、赤入り麻雀では日常的に使います。
チャンタは不利
赤の使えないチャンタ・純チャン・ホンローはなるべく狙わないようにしましょう。
「ゴチになります」といわんばかりに赤絡みで鳴かれてあがられるのがオチです。
鳴かれないにしても、終盤になって危険な4~6の牌を切るのは嫌ですよね。
赤入り麻雀では4~6の牌が危ないのです。
と持っていればカン
に受けるし、
赤牌を持っていれば、みんな赤へのくっつきを狙いますから、
3-6 4-7の筋はかなり危険です。
また、5の牌も、待ちになるケースが通常より増えます。赤単騎なんてのもあります。
したがってチャンタ系を狙うのは得策ではありません。
例3
ドラ
さすがにここまで形が整っていれば狙いますが、
鳴いて1000点、2000点でサクっとアガってしまいましょう。
多くの戦術書には「チャンタで安い仕掛けをするな」とありますがこれはもう古い考え方。
メンゼンでじっくり打つよりも「鳴きやすい」というメリットを活かすべきだと思います。
腰を据えて打った結果が「メンピン赤赤をツモられた」じゃつまらないですよねw
赤の受け入れを考える
ドラと同様に、できるだけ赤を引いて困らない形にしましょう。
ツモ
イーシャンテンで を切るか
を切るか。
普通は
切りが正しいとされます。
なぜならこの先誰かからリーチがかかったとします。
その後再び
を引いた時、
ではなく多少安全な
の方が切れるからです。
しかし赤入リ麻雀なら、必ず を切ること。
を引いた時、
と入れかえることができるからです。