ドラへの対応(1)
ドラは持っているだけで得点がアップするありがたいものです。
貴重なドラを無駄にしない打ち方が大切です。
例1
ポン
ツモ
ドラ
たとえばこのような手で、なんとなくイーペーコーの形だからと を切ると、
ポン
ツモ
ドラが使えなくなります。
打としておけば
とドラを入れ替えることができました。
このような凡ミスをしないように、ドラを引いたときのことは常に考えておきましょう。
例2
チー
ツモ
ドラ
を切ると、やはりドラ受けがなくなります。
345の三色もあるので確実に を切らなくてはいけません。
例3
ツモ
ドラ
雀頭がひとつ不要になったのでどちらかを落としていけばよいのですが、
ドラ受けを考えれば を切るべきですね。
ツモ
ドラをツモった時に 切りで雀頭を切り替えることができます。
「 切りでも
の形で置いておけばいいだけでは? 」
そう思う 人がいるかもしれません。
しかしドラスジを浮かせたままにするのは危険ですし、
を引いたとき
ドラ受けを捨てるか残すかの選択を迫られることになります。
よって不正解です。
例4
ツモ
ドラ
安全牌をかかえてのイーシャンテン。
を残し、安全牌は捨てるのが正しい打ち方だと思います。
このような形で手を決めてしまうのは良い打ち方ではありません。
ドラ 引きで手も少し高くなる上に、受け入れ枚数も12枚から24枚に倍増します。
後で が切りきれなくなるという考え方も分かりますが、
打点もなく、後手をふむと攻め返しにくい手です。
先制リーチが入るようなら素直にオリれば良いのではないでしょうか。
セオリー・まとめ
ドラを受けを考えて打つ。
打点や受け入れが不十分な手は特に、ドラ受けを捨ててはいけない。